菊花賞

◎ 01.フローテーション
○ 10.スマイルジャック
▲ 08.スマートギア
△ 04.メイショウクオリア
△ 06.ロードアリエス
△ 11.ミッキーチアフル


どの馬を本命にしても納得できる部分があるけど、どの馬にもしっくり来ない部分がある難解なメンバー構成。
その中で本命はフローテーション。もちろん父スペシャルウィーク×母父リアルシャダイという血統構成も魅力ではありますが、京都替わりがプラスに働くのはこの馬が一番なのかなぁと。京都ではすでに萩Sでのちの重賞好走馬(ダンツキッスイマイネルスターリー、サブジェクト、ベンチャーナイン、ヤマニンキングリー)を退けての勝利がありますし、ダービーでは勝ったディープスカイを除けば内を上手く立ち回ってきた馬ばかりが上位に名を連ねる中、大外枠から終始外を回って勝ち馬からコンマ8秒差という内容の走りを見せたことから軽い芝向きなのは間違いなく、その他は中山、阪神の重い芝ばかり走らされているので成績が伴わないのは当然といえば当然。今回は内枠を引いたことでロスなく立ち回れるでしょうし、多少の雨くらいは問題ないはず。むしろスペシャルウィーク産駒は軽く馬場が渋った方が穴をあける印象がありますしね。本当のことを言えば藤岡佑Jには先行策を取ってほしいと思っているんですが、それはここで言ってもしょうがないので諦めるとして、一時はクラシック候補と言われたその力をここで発揮させて欲しいと思います。
対抗はスマイルジャック。もちろん大前提として「引っ掛からない」という点はあります。どの条件でもコンスタントに走るだけに適正を掴みづらいところはありますが、「若竹賞(中山・500万下)で3着→格上がりのきさらぎ賞で2着と前進を見せた」「皐月賞で1秒近く負け→ダービーで巻き返しての2着」という内容を見る限り、こちらも軽い芝向きで(直線に坂がないのもいいのかな?)京都替わりは大きなプラス材料。後入れとなる偶数枠もいいですし、早めに栗東に入っての調整も上手くいっている様子。とにもかくにも引っ掛からないのを祈っての対抗です。3番手はスマートギア。まさかの5番人気でちょっとテンションが下がるところですが(苦笑)、前走は非常に良い内容。今までは軽い芝や小回りの競馬場で、それこそ最後方で溜めに溜めての差し脚で勝負していた馬が、前走は阪神で中団待機策をとりながらこれまでと同じような脚色を見せての勝利でしたからね。また、4走前のラジオNIKKEI賞が地味に出世レースとなっており(この世代の重賞で唯一と言っていい、ラスト4ハロン目からのペースアップが見られたレースでしたね)、そのレースでありえない位置から飛んで来た力を考えればここでも通用していいと思います。△3頭は、こういう混戦だからこそ京都実績が活きると踏んでのピックアップです。
馬券は3頭の馬連ボックスと、3連複フォーメーションで。


買い目 馬連BOX 01,08,10 各1,000円
      3連複F 01,08,10−01,08,10−01,04,06,08,10,11 各300円(10点)