ジャパンカップダート

◎　10.カネヒキリ
○　06.ヴァーミリアン
▲　15.ワイルドワンダー

手を広げればいろんな馬に買い目が出てきてしまうので、３頭に絞って勝負。
本命はカネヒキリ。秘めたる能力はもちろんトップクラス。一叩きしたくらい完調に戻るとは思っていませんが、改修後の阪神ダート中距離の血統傾向は、字面に芝適正が読み込める馬の活躍が顕著（どうやら改修で砂質を替えたようで、従来通りの重いダートと考えるのは改めたほうがよさそう）で、昨日の中距離戦３鞍でも勝ち馬がコマンダーインチーフ、ホワイトマズル、ゴールドアリュールと芝でも走れる馬を出している種牡馬が揃っています。そこに来て、カネヒキリはご存知の通りフジキセキ産駒で、かつ母系でしっかりとダート色を強めているバランスのいい配合。戻りきらずに走らなかったらそこまでと諦める覚悟を持った上での本命です。
対抗はヴァーミリアン。まあ、特にいうことはありません（笑）。しいて言えば、テン乗りで負けていることが多く、岩田Ｊへの乗り替わりがどうかという点。まあ、主戦が怪我なのでどうしようもないんですが、ルメールＪを奪われたことが影響しなければいいなぁと思うだけですね。３番手はワイルドワンダー。陣営は外枠が嫌だと嘆いていますが、コースの統計としては８枠は絶好枠（勝率１０％を超えている）。武豊Ｊの怪我による玉突きで鞍上が蛯名Ｊに替わりますが、去年のプロキオンＳをこのコンビで制していているので問題はないでしょう。阪神ダート特注のブライアンズタイム産駒で、かつ母父サンデーにより瞬発力を補完している血統攻勢は是非買いたい要素。1800mが全くダメだとは思いませんし、ペースが速くなって折り合いがつくようなら、むしろ1400mより差し込めるんじゃないかと見ての３番手評価です。
買い目は馬連ボックスを厚く買い、おまけで３連複１点と横綱相撲をしたヴァーミリアンをゴール前カネヒキリかワイルドワンダーが差しきることを望んでの３連単フォーメーション。

買い目　馬連ＢＯＸ　06.10.15　各2,000円
　　　　　 ３連複　06−10−15　500円　　３連単Ｆ　10,15→06,10,15→06,10,15　各300円（4点）