ようやく

青森県産馬の現況をまとめることが出来ました。


http://d.hatena.ne.jp/re-donald2/20000102


現在64頭がJRAに登録されていて、4月に比べるとずいぶん減ったなぁという印象。まあ、未勝利戦終了も迫っていますし、ちょっと厳しいかな?と思った馬の抹消が増えているということでしょう。そのうち、年代別では2歳馬が24頭と最多(すでに2頭勝ちあがっているのはめっちゃ嬉しいです)。これも当然といえば当然ですが、父の名前がバリエーションに富んでいて面白いところ。2歳世代が初年度産駒となる父もメジロベイリーツルマルボーイサニングデールノーリーズンデリケートワンと数多く見られます。
もちろん注目はメジロベイリー産駒。メジロブライトの半弟という良血で、諸々あって青森でスタッドインしましたが、メジロ牧場の手助けも経て現時点で11頭がJRAに登録されており、うち青森県産馬は5頭が登録。繁殖牝馬のレベル等を考慮すれば苦戦も予想されましたが、現在産駒の全成績は<2308>となかなかの数字。もう少しズブくて仕上がりが遅いのかと思っていましたが、ヨシノアツヒメは小倉芝1000mでの勝ち上がりですし、メジロマリアンも札幌芝1200mで連続2着と軽快なスピードを見せています。かと思えば、メジロポッターは新潟芝1800mで逃げ切り勝ちとスタミナのあるところも見せていて、こうやってバリエーション豊富なところを産駒が見せてくれれば、今後も種付け頭数は増えていくのかなぁと。ちなみにですが、距離適正をはかるのは母父を見たらいいのかなぁと。ヨシノアツヒメは母父Woodmanメジロマリアンは母父メジロマックイーンメジロポッターは母父カーネギーですからね。この点はサンデーに似ているかもしれません。
馬個々で見れば、もちろん一番の注目はマイネレーツェル青森県産馬の重賞制覇自体がタムロチェリー以来だったのに、昨日のローズS制覇で重賞2つも持っていっちゃいましたから。平地に限定すれば、複数重賞制覇は恐らくグリーングラス以来なんじゃないかと思いますが、この勢いで久々のG1も期待せずにはいられません。密かに注目してるのがローランアントレ。平地では500万下3着が精一杯でしたが、障害転向後は2、1、4着と上々のスタート。まだ新潟直線芝2850mの経験しかないので何ともいえない部分はありますが、今後の活躍には注目したいところです。