阪神ジュベナイルフィリーズ

◎ 03.レディルージュ
○ 13.ブエナビスタ
△ 02,04,05,06,12,15,16,17


△は3連複の押さえで、実質1点勝負の予想です。
本命はレディルージュ。ダートでデビュー勝ちを収めたために2戦目の小倉2歳Sが初芝のレースで、当然15番人気と全く人気がありませんでしたが、最後方待機から最速の上がりを使って勝ち馬デグラーティアからコンマ5秒差の7着と好走。この時点でおっと思っていたわけですが、さらに評価すべきが前走白菊賞。勝ちタイムこそ平凡に映りますが、テンの3ハロンが34秒6、1000mが59秒1とこの時期(しかも牝馬限定戦)にしては結構なハイペースで流れたレースで、結果も2〜5着馬が全て差し馬(4角9〜14番手あたり)という中で、3、4番手からの競馬で粘り切ったレースぶりはいかにもブライアンズタイム産駒らしい、けれどこの時期(最近)のブライアンズタイム産駒らしからぬもの。早い時期にハイペースのマイル戦を勝ったブライアンズタイム産駒は、大きいところで勝てる力を秘めていた馬が結構多い印象がありますし、改修後の2年のようなタフさを問われる流れにさえなってくれれば、この粘りが活きてくるんではないかと思います。また、昨日のレースを見ていると、今開催の阪神は時計も上がりもが結構かかっている(昨日の準オープン(2000m)ですら、道中どスローの上がり勝負で最速の上がりが34秒6止まりだった)ので、父ブライアンズタイム×母父キングマンボという字面の重い血統面も問題ないでしょうし、父母両方にリボーの血があり、大一番で一発かましてくれる可能性は大いにあると思いますね。
対抗はブエナビスタ。ここでことさら言うことはないでしょう。新馬戦は超ハイレベルのものでしたし、前走も1000m通過が59秒5という比較的流れたレースで、全く追うことなく2着以下を相手にしなかった秀逸な内容。血統面も先週の芝マイル戦2鞍とも勝ち馬はスペシャルウィーク産駒でしたし、昨日の芝マイル戦も1、2着がニジンスキーの血を持っていて、この馬の母父はニジンスキー系のカーリアン。出遅れるとか極端な不利を受けることがなければ、3着以下になることはないと思います。
△の8頭は3連複の相手でのみ。簡単に評価ポイントを上げるならば、「とりあえずアグネスタキオン産駒=02ダノンベルベール、17ジェルミナル」「グレイソヴリンの血を持つ=イナズマアマリリス、ルシュクル」「スタミナがありそうな血統=アディアフォーン、パドブレ、メイショウボナール」「レーヴダムール(昨年2着)と同じ父=ワンカラットという感じでしょうかね。


買い目 単勝 1,000円  複勝 1,500円
      馬連、ワイド 03−13 各2,000円
      3連複2頭軸 03−13−02,04,05,06,12,15,16,17 各300円(8点)